ミキサーで作る果物と野菜のスムージーとミルクセーキ

こんにちは。日中はまだ暑い日が多いですが、朝夕はだいぶ涼しくなってきましたね。さすがに9月です。さて今日はミキサーいっちょで作るスムージーミルクセーキなどのドリンクを、ドリンクとはあんまり関係のない話なども交えつつご紹介させていただきます。
この日記は本当は盛夏のおりに「猛暑を乗り切る!ひんや〜りナントカ!」とかかんとか銘打って気の利いたそぶりで更新するつもりだったのですが、夏休みを実家でのんびりと過ごすうちにあっという間に8月は過ぎ去ってしまいましたね。何をしていたかといいますと、主に市営プールに通い、サークル状ジャグジーのジェット噴流の中で洗濯物のようにクルクル回る子供たちを眺めたり、ビート板置き場から歯型のついていないビート板を探したりしていました。いや別に歯形がついていても全く構わないのですが、手にするビート板というビート板にもれなく歯型がキッチリついていたので、逆に噛まれていないビート板ってあるの?どうなの!?と、妙に気になってしまい…結果、ありませんでした。
うちの子供達はとても食が細いのですが、プールに行くと御飯をたくさん食べてくれるので良かったです。でもある時は夕方ごろまでたっぷり泳いだために二人とも帰りの車内で本気で寝出してしまい、そうなるとお風呂も夕御飯も歯磨きもすっ飛ばしてしまう事になるので必死で「あー!!寝ないで!!帰ってご飯食べるよ!そうめんだから!すぐできるから!!ホラ!!今日はそうめんパーティー…そうめんパーリィだよ!!??」などと、大声を出して子供たちを励ましていたのですが、その声は届くことはありませんでした。勢いをつけて言い直したとはいえ、まだまだ私のテンションが上げ足りなかったのでしょうね。もしくはそうめんがさほど魅力的でなかったか。子どもの生活リズムを整えるのってさじ加減が難しいですね。

そんな過ぎた夏の話はさておき、ドリンク。

使用器具は普通のミキサー(ブレンダー)です。フルーツや野菜を使っても漉さないので、材料によっては口当たりが相当ザラザラしますがそれも一緒に飲み下しています。繊維質はいかにも体に良さそうなので、漉して捨てるのはどうももったいなくて。

牛乳・豆乳・ヨーグルト。ベースは大体、この三種類を使うことが多いです。写真は普通の成分無調生牛乳ですが、コレステロールが気になるお年頃の私は無脂肪乳か低脂肪乳を使っています。カロリーなんて気にしない!という方でしたら、バニラアイス*1などを入れたら大変素敵な事になると思います。

甘味は砂糖、はちみつ、オリゴ糖を使っていました。大さじ1入れた場合の甘味の強さははちみつ>砂糖>オリゴ糖といった感じです。ヨーグルトを使う場合はお腹に良さそうなのでオリゴ糖を入れるようにしていました。乳酸菌にはできるだけ幅を利かせて欲しい。産めよ、増えよ、腸内に満ちよ…

ではなんとなく材料を記していきます。材料をミキサーに入れたらあとは攪拌するのみです。攪拌のみするのです。
☆☆☆小松菜バナナ豆乳☆☆☆
・小松菜1/2わ
・バナナ一本
・豆乳200cc
・はちみつ大さじ1


スムージー用のバナナは買ってきた後皮が茶色くなるまで放置します。バナナがもうダメ…私はこのまま食べられることなく腐り朽ち果ててしまう…と絶望色に染まったタイミングで「待たせたな!」とばかりに颯爽と手に取り、一本一本皮をむいてラップにくるんで冷凍。我が家の冷凍庫にはそんなバナナがいっぱい並んでいます。

小松菜もざっと洗った後、生のままフリーザーパックに入れ冷凍させたもの。

凍っているとパリパリになるのでちょっと楽しいです。この材料でジュース作りをしていると、バナナで釘を打ったりバラの花を凍らせてくしゃっとしたりしてた昔のガソリンのCMを思い出します。

出来上がり。材料には豆乳とありますが、牛乳でもヨーグルトでもOKです。見た目はすっごく青汁ですが、はちみつとバナナで青みが緩和され飲みやすいですよ!少々アレンジを加えるなら、黒ゴマを大さじ一杯ほど入れてもおいしいです。入れるゴマはすりゴマでもいりゴマでもミキサーにかけてしまえばあまり違わないような気がします。


☆☆☆ほうれん草とりんごのヨーグルトスムージー☆☆☆

材料(二人分)
・ほうれん草1/2わ
・りんご1/2個
・ハチミツ大さじ1
・ヨーグルト200ml
スムージーを作る際、私は出来上がりがシャーベット状になるが好きなので、ミキサーにかける果物や野菜は大体なんでもかんでも冷凍してしまいますが、ほうれん草だけは凍らすとえぐみが出てしまうと聞いたので、生で使っています。リンゴはミキサーにかけても食感がかなり残りますが、すりおろしリンゴのヘルシーデザートだと思えばこれはこれで。口にした感じはどちらかというとスムージーというより離乳食に近いかもしれません。すっきり爽やかな味です。こちらも材料にはヨーグルトとありますが、豆乳か牛乳にしても大丈夫です。


新鮮なタマゴをたくさんもらったのでミルクセーキを作りました。
☆☆☆ミルクセーキ☆☆☆

・卵一個
・牛乳120〜150ml
・砂糖かハチミツ大さじ1
以上をミキサーでガーッと混ぜるだけです。お好みでバニラエッセンスやラム酒などをIN

「生卵を飲む」なんていうとロッキーかヘビかといったタフな雰囲気になってしまうのですが、ミルクと一緒にすれば優しいママの味になって良いですね。
そういえば、夏休みの間に六本木ヒルズへ行ってきたのですが*2その日は息子がなぜかトータルワークアウトカフェで食事をしたがり、なにかガツンとボリュームのある食事がしたかった私の意に反し、高タンパク低脂肪・低カロリーの食事をとることに…「ホワイトオムレツ」というお料理を頼んだら固めただけの卵白が出てきたのには圧倒されましたね。なんというか、お前もムキムキにしてやろうか!!というトータルワークアウトの気迫を感じました。あとは豆そして豆。若干のササミ。息子といえば、自分が食べるお料理はなんでもよかったらしく、どうやらカフェの窓の向こうでボクササイズをしている人を眺めたかったらしいです。食べている最中、ずっとトレーニング風景に釘付けでした。ちなみにそのボクササイズをしていた人はジローラモさんでした。ガチでトレーニング中の。息子があまりにもガン見していたので、なんだか申し訳ないような気がして私はあまりそっちを見れませんでした…かの有名なチョイ悪おやじがパブリックイメージと寸分違わぬカッコイイことをしている!という絵に描いたようなせっかくの場面だったんですけどねぇ。

トータルワークアウトカフェにて、食後のアミノカルピス(0カロリー)を飲む子供たち。
あと、ムキムキといえば、恥ずかしながら私もけっこうムキムキなんですよね…一年ほど前はタプタプだったのですが、ダイエットのためウォーキングと軽い筋トレを始めたら、やけにたくましくなってしまいました。

子供たちに力こぶを作ってみせると「ママすごーい!」と言われるのでいい気になって、そのたびボディビルダーのようなポーズを披露していたら、外でもどこでも気安く「筋肉見せてー!」と要求されるようになりました。恥ずかしいです。いっそ子供たちに「キレてる、キレてる!」とか「ナイスバルク!」とかそういう掛け声を仕込んだほうがいいかもしれません。

そんな筋肉話はさておき、ドリンク。


和風ミルクセーキ的なものも作ってみました。黒豆ミルクと甘酒ミルクです。どちらもほっとする味でおすすめです。
☆☆☆黒豆ミルク☆☆☆
・黒豆(煮豆)50g
・牛乳200cc

写真の量で大体50gです。
甘酒の方はミキサーにかける必要もなく混ぜるだけ。市販の甘酒は温めて生姜をすって飲むのもおいしいですが、牛乳や豆乳で半分ぐらいに割ると甘味も濃度もちょうどいい感じに薄まってサラっとするので、ぐいぐい飲んでしまいます。

あと、なんか家にあった通販の青汁も牛乳で割ってきなこを入れて飲んでいます。これも和風といえば和風のような…



大きな台湾マンゴーをもらったものの少々熟れ過ぎていたのでかっさばいて冷凍しました。右のはスーパーで買ったアップルマンゴーです。


凍らせたマンゴーはそのまま食べてしまいたいほどの魅力がありますが、こちらはヨーグルトとミキサーにかけてマンゴーラッシーにしたり、トマトと合わせてスムージーにしたりしていました。
☆☆☆マンゴーラッシー☆☆☆
・マンゴー70〜100g
・ヨーグルト100cc
・牛乳100cc


写真のひとかたまりで大体70gくらいです。マンゴーは缶詰でも充分おいしいです。


ところでフルーツに巻かれているこのアミアミはなんという名称なのでしょうね。フルーツカバー?腰みの?娘いわく「くだもののおようふく」。彼女はこれを腕にはめてオシャレグッズにしていました。本人的にはプリキュアっぽさを狙っていたようです。


ちなみにこのピンク色は写真のマンゴーをくるんでいました。ブラジルマンゴーです。
手作りで装う・息子編。

ハンドメイド忍者。DIY NINJA.なかなかの出来です。
あとカステラの箱でも何らかのスパイ用品を作っていました。

これを小脇に抱え「どう?僕スパイに見えないでしょ?普通の子供さんだと思ったでしょ?」と聞いてきたのですが、ズボンのポケットからチャカがはみ出ていたので「それだと職務質問されると思うよ」と答えておきました。
フルーツの話に戻します。産地や種類が違ったり、缶詰になっていたりしても、マンゴーはマンゴーでどれを飲み物にしてもおいしかったです。「どれもおいしかった」という大雑把な感想で参考にならず申し訳ありません。どうも繊細な味覚を持ち合わせていなくて…もし目隠しをしてカニカマとカニを口に入れたら、どっちがどっちか区別できないと思います。コーラ味のグミとサイダー味のグミなんかも。

カゴメ やさいしぼり トマトのレモネード 200ml×24本
コンビニで売っていた「トマトのレモネード」という商品が好みの味だったので自分でも作ってみたくなりました。

☆☆☆トマトのレモネード☆☆☆
・トマト(カットして皮ごと凍らせたもの)中一個分
・レモン1/2
・はちみつ大さじ2
・水50cc〜
レモンをたくさん入れるので甘味は多めです。トマト味が濃い方がいいので出来るだけ水は加えたくなかったのですが、凍らせたものを使用してスムージー状にしたい場合はやはり少量必要ですね。ミキサーが回らないので…。レモンは皮をむいて種だけを取り除いたら白いモソモソごとミキサーにかけてしまいました。凍らせたものではなく、水を加えずに生のトマトを使う場合は氷を3個くらい一緒にミキサーにかければなんとなくシャリッとします。口当たりの良さを追求するなら湯むきした物を使うといいかもしれません。

これはトマトと凍らせたグレープフルーツの果肉をスムージーにしたものです。ピンクグレープフルーツを使うと色が綺麗ですね。味はさっぱりしてます。お肌に良さそうな気がします。


以上です。どれも分量や材料はかなり適当ですが、組み合わせは無限なので、自分のお好みを探して色々試してみると楽しいと思います。私の母は夏休み帰省中に、フルーツきな粉牛乳をよく作っていました。桃やバナナなどのミルクセーキにさらにきなこを入れるだけなのですが、フルーツときな粉は意外と合うようで、おいしかったです。母は娘の飲んでいる牛乳にも「妖精さんの魔法の粉」と称しガンガンきなこを入れており、娘に「これ飲んだら羽根はえる?」などと聞かれていました。きなこを養分に羽化するとなると、どちらかというと妖精より妖怪変化の類に近いものがありますね。

余談ですが、実験的にいろいろ作ってみた中「うーん、これはちょっと飲みにくい…」と感じた飲み物も多かったです。セロリとリンゴで作ったジュースとか。なんというかセロリの主張が強すぎて、これはセロリがお好きな方にも嫌いな方にもたまらない一品だな…と…。でもセロリと赤ピーマンなどを、水、お酢コンソメ(少量のお湯で溶く)と一緒にミキサーにかけてタバスコを入れて飲んだら冷製スープという感じでおいしかったですよ。トマトや玉ねぎを入れたらほぼガスパチョですね。あとミキサーを使って作るスープですと、アボカドと牛乳とコンソメをガーッと混ぜたものも手軽な割に美味しかったです。アボカド+牛乳という組み合わせは甘くして飲んでも良いと思います。ちょうどよく熟れた青臭くないアボカドはハチミツともよく合いますね。それでは残暑を乗り切って、よい秋をお過ごしください!

*1:アイス:牛乳=2:1とか。お好みで増減

*2:「世界最古の恐竜展」を見てきました