ブログ移行
せっかくブログを移行したので、なんでもいいから何か更新しようと思ってPCの画像フォルダを漁ってみたのだけれど、娘(現在小6)が小さい時に書いたという事以外は詳細を全部忘れたデジタル絵と、1㎜も保存した覚えがない画像ぐらいしか出てきません…
「とのさまばった」「おんぶばった」
トノサマに憧れるオンブといった構図 たぶん
その時は欲しかったんだろうな たぶん
爆風!爆裂!大展開!イケメン乱舞・日本元気劇場!!
こんにちは。今回は去年の春頃に行った、石川県の加賀にある「日本元気劇場」という場所について、ふと思い出すきっかけがあったので記録させて頂きます。タイトルの「爆風!爆裂!大展開!」という勢いのある文字列はこの日本元気劇場の旗印だそうです。なんでも地域発の猛烈な感動と興奮で、日本の現状に風穴を開けたいという想いがあるとか…
ここは事前にどんな場所かという予備知識がほとんどないまま「なんか子供と行ったら楽しそうなとこがある」ぐらいの考えで訪れたのですが、入ってみたら時代劇姿のイケメン役者と忍者姿のスタッフがそこかしこをうろうろしている不思議な異空間でした。もちろんアミューズメントパークとして子供と一緒に楽しめる要素も満載だったのですが、ここの真髄はイケメンのショーを見てイケメンと触れ合えるという点にあったと思います。大まかに言ってしまえば、距離感の近いジャニーズ。健全なホストクラブ。そんな感じの場所でした。
入り口。門構えとデカい唐獅子にテンションが上がります。
「日本元気劇場」では「HIROZ(ヒローズ)」というイケメン集団に所属している役者さんたちが忍者や武士に扮し出演するミュージカルやお芝居を見ることが出来ます。園内には劇場というかお芝居小屋のような建物が5個もあり、時間ごとに忍者ショーやオリジナルミュージカルなどをやっているようです。私たち家族は「走れ!坂本竜馬!」という演目を見ました。笑いや泣かせ所も盛り込んであり面白かったです。そしてそこはやはりミュージカルですから時代劇から唐突な切り替わりでイケメンたちが舞うエグザイルのダンスのようなものが混ざるんですが、たぶんどの演目を見てもああいった感じで随所にわかにエグザイルなんだと思います。華やかですね。
公演後には役者さん(HIROZ)が建物の外に出てくるファンサービスタイムがあります。
売店ではおひねり的なレイが売っていて、これをプレゼントできるという按配です。500〜5000円。このシステム、冒頭に述べたように白昼のホストクラブという感じが否めないのですが、レイの金額もポッキリプライスで安心だし、まぁ健全といえば健全…。瞬間「うわー高い!!!」と思えた一番値の張る5000円のピンクのレイも、これがドンペリピンクに相当すると考えれば安上がりですしねぇ。もちろんレイなど買わなくても役者さんたちは快くおしゃべりしてくれます。手ぶらの子連れ主婦(=私)でも感じ良く接してもらえたし…。公演合間のサービスタイムはしっかり長めにあり、交流していたファンの女性達はとても楽しそうでした。私が見た時は中学生くらいの女の子・いまどきオシャレガール・5〜60代のご婦人…と年齢層は幅広かったです。
やっている時間には見に行きませんでしたが屋外ステージ。
ショーだけではなく園内はドーナツボート(正式名称はバンパーボート)を運転できる池があったりもします。
この写真のボート、私と娘が乗っているのですが、進む先にある看板には「三歩歩いて忘れましょう」とのちょっとイイ言葉が。そこに向かって直進する私と娘。我々に限ってはそこを目指してはいけない…2人とも充分すぎるほどに物忘れ体質です。
鯉の餌を買ってぽいぽいぽぽい
お高い錦鯉は一匹何十万何百万円とするらしいですが、安いものですと「50匹一万五千円」とかで売っているようです。単価300円。「きみたちは一体いくらなのかな〜?」と思いながら私も娘と一緒にぽいぽい。スイミー♪スイミー♪よっくたっべるっスイミー♪と口ずさみながらぽいぽぽい。鯉もおなかがすっくのっかなー!!
こちらはハーネスをつけてのツリートレッキング。これは息子が大喜びしていました。わー!森の中を空中散歩してるみたーい!*1
おばけ屋敷もあったよ!
中に入る時に貸してもらえる懐中電灯でカッパをデュクシ(殴打SE)する息子
デヤッ
こちらはHIROZのポスターです。これ作った人完全に勢いだけで作業してますよね…「イェッフー!盛っちゃえもっと盛っちゃえwww」的に…
咲き誇るこの方がたぶんセンター。
園内をぶらぶらしていたら通りすがりの忍者がタケノコをくれました。その辺に生えていたのを何かバール?のようなもの?でガッガッって掘って渡してくれたんですが、なんで忍者がそんな目立つえもの持ってるの…
歩き去る忍者の背に向けて乾杯(タケノコで)
このような状態のタケノコを手にするのは初めてだったのですが、家に持ち帰り茹でてみたら、予想以上にタケノコの根元っていうものはクリーチャーでしたね。
なんですかこれは!!初見だとちょっとびっくりするってレベルじゃねぇぞ!!!
で、なぜ一年近く前に行った場所の事を今頃書いているのかといいますと、この時に貰ってきたチラシが娘(5)の大のお気に入りでして…
HIROZカタログ。たまに取り出しては見ているので捨てずに取ってあったのですが、つい先日も、またこれを眺めていたので思い出したのです。女の子ってこんな小さい頃からイケメン好きねぇ。
娘、チラシに向かって何かブツブツ言っているなぁと思ったら
娘「ジャスティンいけてない…」
!?
耳を疑った私が「えええ、そんなことないじゃん…この人かなりかっこいいよ!?」と聞くと、またも娘は真顔で「や、ジャスティンギリギリいけてない」
私「そんなぁ」
娘「ギリギリアウト」
ちょっともう!ジャスティンくんに失礼!!ファンにこっぴどくシバかれるよ!!?
私がフォローを入れるまでもなくジャスティンくんは紛れも無いイケメンですし、たぶんまだハーフのお顔立ちとかが彼女の理解の範疇でないだけなんですが、ただちょっと5歳児が言う「ジャスティンギリギリいけてない」という言葉の語呂の良さだけでこの日記を書くに至ったわけです。申し訳ありません…うちのこけし顔がとんだご無礼を…
ちなみに娘はリーダー推しのようです。リーダーチャラい!
元気劇場は石川県だけではなく、赤坂にもあるようで、大江戸温泉物語などでもパフォーマンスを行っているそうです。HIROZにご興味のある方は是非公式ページをご覧下さい。私はまったく未知のジャンルだったので色々と新鮮でした…プロモーション動画もありましたよ。イケメンたちが赤ふんどしではっちゃけています。
http://www.youtube.com/watch?v=c45U2wOb4BU
こちらに関してはまぁ、PTA役員なんぞをやっている私のようなお堅いおばさんにはどう受け止めていいのかわからない作品です。最後に「俺達を笑って下さい。それが祝福です。」との言葉があるから笑えばいいのかな…でもなぁ。笑うにはちょっと皆さんかっこよすぎますねぇ。褌はノリと勢いを前面に押し出したい際に取り入れやすいアイテムとはいえ、この動画の褌の締め方(臀部が全部布で覆われています)は本気のクラシックパンツ好きの人からすると手ぬるいと思う…どうも褌着用に踏み切った割にはその褌に対して及び腰なんですよ。この露出の少ないゆるふわ結びでは少々気合が足りないように思えてしまって…。だって試しに褌とか六尺で画像検索してみてくださいよ。ガチですよ。「緊褌一番」ということわざは尻に食い込み陰部を固定させる事により気持ちが引き締まり、締め付けることで下腹部に力を入れやすくする。ってウィキにも書いてありましたし。剥き出し食いこましにする気がないのならふんどしになど手を出さないでよろしい。そしてせっかく褌を履いてもやみくもに叫んだり波打ち際でなんとなく殴りあう真似をするだけならばボクサーブリーフでも履いてやればよろしい。相撲もとらずに何がふんどしですか。騎馬戦でもしてハチマキのように奪い合わずして何がふんどしですか。それかー!もっとなんかあるでしょうがー!!!ドン引きか大爆笑かどっちかでいいからさせてくださいよ!もやもやする!!…って、逆上しかけて思ったんですけど、あれ…なんか今の私…女性のスカートに対して「隠すなら短くするなよ」って言ってる人と同じですか?いえ、そんなつもりでは…うん…でもそうですよね、別にお尻見せたいわけじゃないもん!ファッションで可愛いから履いてるんだもん!!ポロリもNGだもん!!!って感じなんだったら理解できます。理解できますが…でもなー。ファンの方たちもHIROZのー!もっといいとこ見てみたいー!ってたぶん思ってるんじゃないかなぁー…。さっきからwikipediaやファンの方たちにかぶせて自分の褌についての意見をはぐらかしてしまい卑怯ですみません。「〜ってばっちゃんが言ってた」とか「〜なんだなぁ、みつを」みたいに「〜」の部分に適当な自分の意見を当てこんで緩めの責任逃れをキメるみたいなことをしてすみません。そして褌の締め方ひとつで長々と小うるさいことを言い過ぎたことについても併せてお詫び申し上げつつ、今日はここまでとさせて頂きます。
*1:公式にあった説明そのまんまの表現
インフルエンザとの戦い、その記録
ご無沙汰しております。バニです。8ヶ月もブログを書いていないと文章の書き方どころかローマ字入力の仕方すら忘れてしまいそうですが、いかがお過ごしでしょうか。私も家族も変わりなく過ごしています。twitterはちょこちょこやっていたので、そちらをご覧になればうちの子供たちの健やかな成長、お茶目ないたずら、わんぱくな大冒険などの様子が垣間見えたかもしれません。日々はいつだって新しい発見と気づきに溢れていて、家族の笑顔に感謝!な我が家では今、胃腸風邪とインフルエンザが大流行。ここ一ヶ月ぐらいほぼ通院か看病しかしていないです。家の中の空気が淀んでいる!!めちゃくちゃ淀んでいる!!!うなる空気清浄機・吹き上げる加湿器!!全員がマスクを着用!くぐもった声で会話も少なく!!自らも感染の恐怖に怯えながらギリ踏ん張る私は息も絶え絶え!!!
まぁそれはさておき…*1更新していなかった理由は色々あれど、まずは時間が足りなかったことが一番の原因です。OH…あえて言うほどのものでもない…もっとこう…切れ味の鋭い、トンガッた「更新できない理由」でもあれば良かったのですが、すごく普通でごめんなさい。私は何かブログに書きたいことを思いついたり、もしくはいっぺんお出かけでもしようものなら、とにかく写真を撮りたい!その写真をいっぱい載せたい!それをねっちりと解説したい!余計なことも言いたい!!等々の想いがつのりつのって、出来上がったものがやたらと長くなる傾向がありまして。で、そういうのって大した内容でなくとも、1エントリあたりに割く時間は結構長かったのですよね。その時間がなかなかとれなくて、写真や出来事を記したメモが下書きフォルダの中にわんさかと溜まって…また溜まって…溜まるごとに億劫になってしまう自分がいて…あれ…?付き合い始めの頃はあんなに楽しかったのに…今でも大好きなのに…いつの間にか彼の存在がちょっと重荷になってる…?という感じです。
しかし自分がブログを始めたての頃を見ますと、直近の日記とは異なり写真一枚・コメント一言的なあっさり具合です。物足りない。でもそんなんでも全く書かなくなっちゃうよりはいいし、ここはひとつ初心に返って毎日のほっと一息スキマ時間に今日のごはんや出来事などをライトな感じで書き留めることからまた始めたいな、とふと思って、久しぶりにブログの編集画面を開いた次第です。さほど気の利いた事も書けませんが、私はネットの壁に向かって何かしらブツブツ呟くのがやはり好きですし、日々成長する子供たちの記録を残したい。そうしないと忘れちゃう!こんな全然更新していなかったブログを、たまにでもチェックして下さるような物好きかつ気の長い方がもしいらっしゃいましたら、またなんとなくお付き合い頂ければ嬉しいです。
で、トゥデイ。
・息子(7)が「おすしやさん行きたい」と言って泣いていた。まだ熱が38度あるからダメですよ、インフルエンザボーイ。娘(5)は「波のように…揺れるように…」と言いながらフラダンスを踊っていた。兄の慟哭もどこ吹く風だね、ゴーイングマイウェイガール。
・今日の昼、乱暴な走りをしている車がいて「うわぁ危ないなぁ」と苦々しい気持ちになったのですが、ジグザグ運転で去ってゆくその車のナンバーが「222」だったので、アラ猫好きさん?と和むことが出来ました。猫好きさん気をつけて。あなたに何かあったらあなたの猫はどうなるの。ほら、お腹を空かせて鳴いている…。ちなみにナンバープレートが「11-11」だったりするとポッキーに何かしらご縁がある方かなとか思います。
・うちの近所のスーパーでは揚げたてコロッケが常時18円で売っています。この激安コロッケにつきましては「おかしい…18円のコロ助がこんなに美味しいなんて…これは単に私が本当に美味しいコロッケを知らないだけなんじゃ?」と心配になって数倍の値段のデパ地下牛肉コロッケを購入してみたのですが、やはり18助の方がおいしく感じられました。このコロッケが売られ続ける限り、私が手作りコロッケを作る日はやってこない。
・木で出来たピノキオの人形が出窓から足の上に落ちてきた。すごく痛かったです。とにかくすごく痛かったです。足の甲にひどい内出血が。ゼペットじいさんでも助走つけて殴るレベル。
・今日なんとなくぼんやりと自分のPCのメモ帳を見直していたのですが、格言やネットで見つけたちょっといい言葉、豆知識、レシピなどの中に、どこかの国のサメ漁についてのメモが残されていました。「ヤシの実の殻を連ねた道具をガラガラ鳴らして捕まえて鼻先にばんばんパンチくれてた」「(サメは鼻が弱点)」…何を思ってのメモなんだかさっぱり思い出せないのですがこの豆知識使いどころ無いし、これだけ見ると自分も戦う気満々みたいじゃん
今日のメインおかず
青梗菜とチキンのマヨカレー炒め(withにんにく)
今週の幼稚園弁当
おにぎりは魚そぼろと塩昆布
ラビ子のウィンク
夜更かししてしまいました。いまいちタイトルに基づいた内容の日記にはなりませんでしたが、明日も息子は小学校出席停止。娘もたぶん引き続きAUTO&GERIで幼稚園欠席です。おやすみなさい。
*1:久しぶりですと自分のテンションも定めかねます
よりぬきバニ家さん〜春夏秋冬ウィズキッズ〜
こんにちは。じめじめと蒸し暑いですね。今回は2010年のイベントやお出かけなどでブログに書いていなかった細かい出来事をまとめました。こういう日記を3月4月あたりに書いておけば、冷蔵庫の中の余り野菜で作ったチャーハンのような日記でも、年度末や年度始めということでピシッとした感じになったんだろうとは思いますが、どうも私はそういう所がしまらないです。チャーハンといわずお好み焼きでもいいです。
カマボコ(ピンク)が、ごくさりげなく紛れ込む、ある日のカオス焼き
この状態になっちゃえばわからんてー。それではいきます。
2010年春。千葉の九十九里周辺へ遊びに行きました。魚ざんまいのお昼を食べ、海を眺めたり港内の公園で遊んだり。
ごっつい穴子天ぷら丼
刑部岬に展望台もあったのでのぼりました。この日はすごく風が強かったので、まともに立っていられないほど…どれほどの強風だったかは以下の写真をご覧下さい
この息子は踊っているのではなく、風に煽られよろめいている状態です。
突風の中でバランスを試みる子供たち。飛ばされる!洗濯物のように!!…と自分で書きながら、子供たちの表情がのんきなのでやはり踊っているように見えてきました。なにそのポーズ!
2010年春。幼稚園年少組の遠足で娘と水族館へ。
娘・マンボウとの遭遇。何度見るにつけても異形の魚よ…
筒の中におさまりきらないワガママボディ!どじょうクンのグラビアを見開きでお送りします。どちらの写真もカメラマンの影が写りこんでいますね。
娘が、手の角質をついばんでくれるドクターフィッシュの水槽にガッチリ張り付いていました。
ひたすらじっとして、つつかれるのを待っています。
微動だにせずひたすら…
延々と…
周囲に他の園児が誰もいなくなってもひたすら…
娘は粘り強いフィッシャーマンタイプであるようです。
ドクターフィッシュはかなり気に入ったようで、今でも不意打ちでスーッと私のところに来て、腕をアムアムと食んで「ドクターフィッシュです…(にやり)」と言ってきたりします。持ちネタですね。
文字を入力してメール交換などができるひらがな練習のおもちゃにも「ままま、どくたーさかなだよ!」と、私へのメッセージ。
ちなみに、この「ままま」について解説させていただきますと、うちの娘の名前はみち子(仮)という感じなので、私は彼女の事を「みーさん」「みーちゃん」「みみみ」などと呼んでおり、私が「みみみさーん」とか呼ぶと娘も「なぁにー?まままー?」と答えるという按配で…って…あの…なんだか「カレシはウチのこと『パピたん』って呼んでて〜、ウチはカレシのこと『ぽぽにゃん』って呼んでるの〜」的な話ですみません…恥ずかしいです。
再び水族館写真です。
水ダコはとてもデリケートな生き物らしいのに、よりにもよっておさわり水槽にいるこのタコはすごく苛酷な労働環境におかれている…水槽内には剥離したタコスキンなどが漂っていて心配になります。ギリギリじゃないか君…
こちらクマノミ。
右側ゴシゴシ
左側ゴシゴシ…おふろーがすきー
私もクマノミになって、このなんかようわからんピルピルに体をなすりつけたいものです。そんじょそこらのアクリル毛布より絶対エンジェルフィールに違いありません。
2010年夏の幼稚園年長・息子のお泊り遠足
初日は保護者も付き添うプログラムで、炎天下の中のハイキングラリーやスイカ割りなど盛り沢山でした。楽しかったけれど暑さでぐったりしました。ところでこういうイベントの時は、普段全然話したことのないお母さんでも、なんでかいきなり10年来の親友のような親しさで話しかけてきてくれたりしますね。それ自体はとても嬉しいことであり、もっちウェルカムなのですが、ちょっと映画版ジャイアンが頭をよぎってしまいます。後で「買ったばかりのバットの殴り具合を試させろ」とか言われたりしないだろうか…
息子はハイキングラリー中に田んぼにはまりました。先生が何度も「気をつけてね!はまらないようにね!!」と言っていてもやはり落ちるのがうちの子です。
2010年秋。地元の子供歴史文化館へお出かけ
「漢字を作ろう」というコーナーで子供が考えたオリジナル漢字が貼られていました。子供はすごいなぁ。こういうの大好きです。
「公」「星」で「ハムスター」
「長」に点で「ダックスフント」説明もシンプルでいいですねー。「ダックスフントは長い犬だから」
「リコーダー」「サンタクロース」これはちょっと難しい漢字ですね。習うとしたら高学年だな。
ここでは絵本作家、かこさとしさんの企画展「きみのみらい・みらいのきみ」も開催されていました。
「カラスのパン屋さん」「だるまちゃんととらのこちゃん」「とこちゃんはどこ」などの作品でお馴染みですね。素朴で可愛い絵柄でお話も面白く、私も子ども達も大好きです。
絵本読み放題スペース
パネル展示ではこの一枚がとても印象的でした。「ブログ炎上する人」…かこさとしさん、もうお年は85歳にもなられるのに、時代を見つめる視点がエッジィです。
2010年ハロウィン
この時は駅前でやっていたハロウィンイベントに参加。参加に際しネットでコスチュームを探していたところ、息子が「送料無料ハロウィン子供用コスチューム・デラックス・スターウォーズダースベーダー」(8600円)を見つけて、欲しい!これが着たい!おこづかい全部使ってもいいから!と騒ぐのをなだめ、普通に魔法使い帽子とマントを着用させました。
さすがにそれは気合が入りすぎだから。あと君の全財産は621円だから。
2010年クリスマス
冬休み、クリスマス前後はしまじろうのミュージカルを見に行ったり、キッザニアで火消しやアイスクリーム屋さんになったり。
去年のサンタさんが持ってきたものはボーネルンドで売ってた磁石ブロックや、ひらひらしたワンピース、お菓子の入ったブーツなど
2011年お正月
お正月にあげた凧がUFO!?ってくらい高く上がりました。
左がプリキュアので、右が仮面ライダーのです(たぶん)
2011年節分
巻き寿司を食べて豆まきをしました。鬼の面を作ってアンパンマンのプラスチックバットを手に、地を這うような声で「悪い子゛はーーー!!!いねがぁぁぁぁーーー!!!」と脅かしていたら、本気で怖かったらしく、ものすっごく力の入った豆を浴びました。最終的にはますを投げつけられました。
2011年バレンタイン
バレソタイソ。相当楽しみにしていたようで、息子がいそいそとカレンダーに書き込んでいました。(ハートは私)当日は、私・娘・おばあちゃん・幼稚園の仲良しの女の子からチョコレートを貰ってご満悦でした。仲良しの子からは手作りでしたからね…立派なリア充だと思います。その子とは将来結婚するって約束済みなんですって。
2011年・雪
この年の北陸は数十年ぶりの大雪。豪雪・GO雪。地方なので移動は基本車なのですが、積もりに積もった雪道を運転していると、滑るわ揺れるわ何かのアトラクションのようでした。ガッタガタの車内で思いきりハンドルをきりながら後部座席の子どもに向かって「喋ると舌噛むよッッ!!」と叫んだりしていましたねぇ…毎日ベビベビベイベ人生が弾け飛ぶスリルに脅かされていました。一回事故が起きました。*1この時は毎日「春はまだか…」と憂鬱になっていたものです。
ものすごい雪だったので記念に写真でも撮っておこうかと夫にカメラを渡したものの、吹雪で前を向けない私と娘。
息子とじいじ。家の勝手口にある階段をちょっとならしたらソリのコースが出来ました。
ボーイスカウト・スキー合宿
北陸の自然と四季を存分に味わえるボーイスカウトのプログラムは、子供だけではなく私もとても楽しんでいます。冬はスキーに雪山!夏はカヌーにキャンプ!ハイリハイリフレハイリホー!
息子・初スキー。途中で「もうやだー」と泣きが入っていましたが、スカウトのコーチの人に付き添ってもらい最後まで頑張りました。
おや…なにやら雪景色に溶け込むオコジョのようなフォルムの生き物が…
バニ家の娘(4)ですね〜
保護色で身を隠しつつ「ああ…!!やめなってー!おなか壊すからー!雪って見た目に反して意外とキレイじゃないからー!!!」というお母さんの言葉を振り切って雪を食べる習性があるんですね〜
この日の積雪は2m20cmだったそうです。フコフコしたところをうっかり踏んでしまうと、そのままズボボボ…と一気に腰まで雪の中に埋まるので怖かったです。うっかりすると娘も首まで埋まってましたからね…あわてて引っこ抜きました。
合宿でのお夕飯。
なぜかこのたらこのふりかけを接写した写真が複数枚デジカメの中にあったのですが、そのときの自分がこれで何をどううまいこと言おうとしていたのか一向に思い出せません。
夜、ボーイスカウト制服の青いネッカチーフを海賊巻きにして暴れまくる子供達
このネッカチーフ、荷物の中にしまっておいたら息子が探し回ったあげく、私の荷物を全部ひっくり返していました。ひどい。海賊というか山賊というか…とにかく賊。
こちらもボーイスカウトのスノートレッキング
かんじきを履いて、いざ雪の山道歩きへゴー。
パンクなゴボウといった風情の木の枝が落ちていました。
きつねの足跡発見
登った先でそり遊び
息子が道すがら氷の塊やつららを食べていて、帰り際には数本持って帰ろうとしていました。言ってもどうせ聞かないからもう食べちゃダメとは言わないけど、テイクアウトは無理だよ…イートインで頼むよ…
以上です。長々とご覧頂きありがとうございました。最後に、こちらは今年のお正月、実家に飾ってあったねこやなぎの写真です。
ねこやなぎってふわふわしていて可愛いけれど、咲くとこわいですね。
*1:交差点で車が突っ込んできた。双方怪我はありませんでしたが、私の車のフロントがべっこりいきました。
色々あっても(ありがたいことに)ライフ・ゴーズ・オン
3月11日の東日本大震災以来の日記になりました。いかがお過ごしでしょうか。少し前の話になってしまいましたが、震災後の我が家での日々のことを簡単に記録しておこうと思います。
今回の地震、私が住んでいる場所は北陸地方なので直接的な被害はなかったものの、実家はけっこう本格的に被災しました。詳しいことははしょりますが家族は皆無事です。しかし、親がやっとこさローンを払い終えた家の修理や、今後の事などについて考えると梅干を噛み潰したようなしょっぱい顔になってしまいますね…当の親は「うちはまだありがたいほう」と笑っていますが…。震災の直後はただただ呆然としてしまって、自粛するという大げさな感じでもなく、物事をのんきに考えられなくなったり楽しい気分になったりする事が少し減っていたような気がします。でもそんな私のしみったれた気持ちに渇を入れたのはやはり子供たちで、彼らのいつものいたずらや突拍子もない言動に怒ったり笑ったりしているうちに、なんとなく日常が戻ってきました。
でもそんなにナイーブな方ではないだろうと思っていたうちの子供たちも、少なからずショックを受けていた様子です。
これは娘(4)が塗った車の絵です。「車が波に流されちゃったの…」と言っていました。空も真っ黒に塗り潰されています。ニュースで繰り返し流される津波のショッキングな映像の印象が強かったようです。息子(6)の方は夜寝る前に突然「おばあちゃんの家とか地震で大変な場所の人たちが心配…」と嗚咽を漏らしながら泣き出したこともありました。とりあえず「圧倒的な災害になすすべもない無力感」みたいなものは与えたくないと思って、本当に小さなことではありますが、こまめに実家の家族と連絡を取ったり、被災地への募金や救援物資を集めて持っていく等の活動はなるべく子供達と一緒にするようにしました。
あと、普段全然使っていなかった日本地図パズルなどを持ち出し「ここが私達が住んでいる県…で、ここがおばあちゃんの家。ここら辺もここも全部、今地震で大変な所。少し離れてるね。でも同じ国で起こった事なの」とか粛々と語りかけてみたりもしましたが、パズル中、私が三重県のピースを四国にねじ込もうとしたり、九州に県が9つ無い事にうろたえたりしていたので*1どうも全体的にグダグダに…
娘「…ほっかいどうがとれない…」私「…!?それ、指にはめちゃダメー!!」けっこうガッチリはまっていたので、石鹸をつけてはずしました。
息子が参加しているボーイスカウトでも震災の募金活動を行いました。募金箱を折り紙でデコる際、息子に「ママ、ツル折ってー」と頼まれたので肌色ことペールオレンジの折り紙で足つきの鶴を折ったところ、子供たちや他の親御さんに「コワイ!!」「キモチワルイ!!!」と盛大なリアクションを頂きました。日頃の折り紙練習の成果を披露出来て嬉しかったです。あとこのツル、インターネットに親しんでいる方の中では結構認知度は高めだと思うのですが、皆さん意外とご存知なかったようで、何かのリトマス試験紙のような役割も果たしたような気がします。
準備段階でのちょっとしたいたずら心はご容赦ください。結局普通の鶴をくっつけ、息子も他の子供たちもとても頑張りました。
地震の一週間後にあった息子の幼稚園の卒園式はとても感動的で、さすがと色々な感情もこみ上げて涙腺が緩みました。くしくも園児達は、地震直後に頻繁にCMで流れていた金子みすずさんの「こだまでしょうか」を暗誦しました。詩の暗誦は震災前から卒園式のプログラムとして決まっていたようで、息子がテレビを見ながら「これ知ってる!幼稚園で練習してる!」と教えてくれました。しかし、式終了後の教室で、息子がお友達数人と靴下を脱ぎ散らかし「足くさいざー!」「あはははは!!」「俺の方がくさいんやざ!!」「あひゃひゃひゃひゃ!!」とかやっていて、その光景はつい先ほどまで流していた涙を引っ込ませるのには充分な威力でした。足くさいっていうと足くさいっていう…こだまでしょうか…
3年間お世話になりました。
そして息子は小学校へ。今回の震災で東北・福島の方から避難してきたご家族も新入生の中にいらっしゃいました。みんな揃って元気で大きくなってくれれば何よりです。いいお友達が出来ることを願っています。
おまけ。実家が住める状況ではなくなってしまったので、今回の春休みは帰省するかわりに家族が北陸に遊びに来ました。
一緒に市の自然史博物館で催されていたシーラカンス展を見に行きました。
こういうの大好きです。シーラカンスのぬいぐるみ。売ってるかなーと思って調べてみたら博品館にありました。古代生物ぬいぐるみシリーズ。
階段の脇に「シーラカンス発見ものがたり」というパネルの展示が。
「魚を見に来ないかァ」
「OH!My God!シーラカンスが生きていた!!」
中略。ずずずいっと階段を上がって…
ご対面。「OH,まさしくシーラカンスだ!大きなウロコ、抱きしめたいよ!!」…14年越しらしいですから、この博士さぞや嬉しかったでしょうねぇ。抱きしめて、なんなら頬ずりもしたい気分だったでしょうねぇ。OH,ほっぺがザリザリするよ!
透明の床下に色々な化石が並んでいて、その中からシーラカンスの化石探しができるという趣向。
どうやらこれです。
化石探しのご褒美にもらったシーラカンスマグネット。娘(4)によってシールを貼られ、問答無用な感じでおめかしをさせられています。
お茶をしたり。
これは家族で行った喫茶店にあった薔薇の写真です。紫の薔薇ってすごく珍しいものかと思っていたのに普通にお手洗いの洗面台に活けられていたのでびっくりしました。これじゃブルーレットと同列じゃないか。あと、紫色といえば、先日ショッピングモールを歩いていたらパープルの花柄スカートにパープルの靴を履いて、紫色の唇をした女性とすれ違いました。その時は統一されたカラーコーディネートでオシャレだなぁとか思いましたが、あるいは寒かっただけかもしれませんね。
どうでもいい話で締めてしまいすみません。本当はこの日記ももっと早く書きたかったのですが、息子の入学に加え、諸事情で娘が幼稚園を転園→新しい幼稚園の年中組へ編入することにもなったので、生活全体の変化により妙にせわしない感じで、この2か月はあっという間に過ぎてしまいました。あと、ゴールデンウィーク中まるまる息子が入院していましてね…喘息で…この事もまた改めて日記に記しておくつもりです。それではまた。
頭のいい子の朝ごはん
先日、「バカになる朝ごはんがあった!」という記事を読みました。
センセーショナルなタイトルが目を惹くのですが、書いてある内容をすごく要約すると「バランス良く朝食を食べましょう。(色々捗るから)」という感じでした。まぁ、朝食の重要さは誰もが知るところでしょうが、いちがいに「食べなきゃダメ!」とは言えないと思います。朝ごはんを食べなくても成績が良い子はいるだろうし、朝食に力を入れているご家庭でも、子供の成績が振るわない…という場合もおそらくあるのでしょう。ただ、朝から手の込んだ食事を用意するようなマメなお母さんもしくはお父さんならば、その他の子供にまつわる事柄への意識も高いのだと推測すると「バランスの良い朝ごはんを食べている子は頭がいい」というのは、そのお宅の家庭環境が良いから現れた結果なのだと思います。
こちらをご覧ください。
これは私の義父(73)が時々購入している「プレジデントファミリー」という雑誌です。経済誌「プレジデント」の家庭版ですね。主な内容は教育や家庭環境作りに関する話題で、最近の見出しでは「子供に伝わる叱り方」「子供の体を絶好調にする法」等があります。なんだか目線が上司っぽいというか監督っぽいというか。「学費が貯まる暮らし方」なども。そうですね。学費、気になりますね。我が家では、この雑誌がある一定のスパンで私の目につくところにさりげなく置かれているので、うちにはそういう類の妖精さんがたまに現れるのだと思い、ありがたく読んだり読まなかったりしています。育児において参考になることや役立つ情報が満載なのに、なぜ読んだり読まなかったりなのかと言いますと、この手の雑誌は、読むと自分の中のいらん焦りや極端に考えがちな性質が増幅されるのでどうも苦手で…「よそのご家庭ではこんな事まで!あんな事まで!アワワワ!うち、全然ちゃんとしてない!アワワワ!」とすぐ泡食ってしまいます。もともと流されやすく、ドッジボールでは人が固まるところに逃げ込むような小学生でした。プレジデントファミリーの問題ではなく、私の心の問題です。
で、そのプレジデントファミリー。昨年の号に「朝の30分で頭は良くなる」という特集があったのを前述の「バカになる朝ごはん」で思い出しました。内容は有名進学塾の成績トップ生の子ども達の起床から登校までの朝の生活レポート、小学生1000人の家庭調査による学力と生活習慣の関係考察、スポーツトレーナーご一家の栄養指導、大学教授ご一家の食卓会話などなど。全方位死角なし。徹底的です。そしてその中には「朝ごはんグランプリ開催!栄冠はどんな母に輝いたか」という記事が。まさしく「バカになる」の対極ですね。朝ごはんグランプリ受賞者のお母様方の作る朝食は本当に素晴らしいものでした。そして載っている子供たちの非の打ち所の無い健全な生活習慣とつやつやした笑顔にいたく感動し、去年の私はたわいもなく「子供の朝ごはんは大事だからもっとちゃんとせねば!!」と奮い立ちました。恥ずかしながらそれまではおにぎりに野菜スープ、惣菜パンと牛乳、とかそういう素っ気無い感じだったのですが…にわかに…それみたことか!すぐ影響されて!!だからお母さんいつも言ってるでしょ!!よそはよそ、うちはうち!されどなかよし!って!!…でも、私自身も朝はしっかり食事したい方(ギミアどんぶり飯)ですし、子供たちも朝ごはんを楽しみにしてくれるようになったので、朝食を充実させることに意識が向いたのは良かったと思います。
前置きが長くなりましたが、ほんの少し食育を気にするようになった私が作った朝食と、プレジデントファミリー掲載の内容についてご紹介させていただきます。
まずは我が家の朝ごはん。
レーズンパン、納豆、フルーツ(柿と梨)。子供に「今日の朝ごはんはパンと納豆どっちがいい?」と聞いたところ「両方!!」という答えが来たので、こうなりました。一番最初からこの有様ですみません。ここからじわじわ工夫を凝らしますから!
ソーセージパン。キャンディーチーズ、フルーツ(りんご、いちご、キウイ、バナナ)
おにぎり、エビフライ、かぼちゃ煮物、スプーンに乗っているのは、ほうれん草とお豆腐の白和えです。少しでも子どもが食べやすいようにと思ってあらかじめ乗せているのでしょうが、今見るとヘンですね。あとご飯は基本的に発芽玄米と白米のハーフです。いわば木村カエラです。
おにぎり、鶏照り焼き、魚肉ソーセージとチーズ串
何を作ったか忘れました。おこげがついているからたぶん炊き込みご飯。キャベツ・ベーコン・油揚げのお味噌汁、納豆。
ホタテ貝柱とキノコの炊き込みご飯。フルーツ(オレンジ・キウイ)
人参と鶏肉の混ぜご飯、ほうれん草とササミの和え物、里芋の煮物。右はたけのこ御飯、ブロッコリーとベーコン炒め、黒豆、ロールケーキちょっぴり。この二枚の写真はすごく似ていますが両方とも別の日で、間違い探しではありません。
うちの子供たちは甘党のあんこ好きなので黒豆も大好きです。くろまめちゃん!くろまめちゃん!と呼び親しんでいます。
ハムチーズトースト・冷凍グラタン・柿・ほうれん草のおひたし&トマト
ハムチーズ登場率高いです。
デニッシュトースト、りんご、グラタン。こっちのグラタンは前日のビーフシチューをリメイクしたものです。
卵・レタス・トマトのスープに餅をぶっこんだ洋風雑煮です。たぶんこの時、米もパンも無かったんだと思います。
けんちん汁にそうめんをぶっこんだものです。たぶんこの時も米とパンが無かったんだと思います。
食わず嫌いの多いうちの子供が喜んで食べるようなものを出していると、どうしても毎日似通った感じになってしまいます。するとだんだん用意しているこっちも飽きてくるので、ちょこちょこ違うものも出します。
牡蠣とソーセージのグラタン。チーズがこんがりしていて、結構おいしそうではないでしょうか。小さい鍋の型をしたグラタン皿もいかにも子供が喜びそうですよね。ところがどっこい。これ、一口も食べませんでした。冷凍のグラタンの方がリアクションが良かったです。子どものいけず!
話題のシリコンスチーマーでパンプディングに挑戦しました。目新しい調理器具を使ってちょっと変化球の朝食を…と試みたのですが、こっちもどっこい。子供の反応ときたら「なんかキモチワルイ…」で、トマトスープしか手をつけませんでした。これは後日再チャレンジした際に、上からメープルシロップをドボドボかけることで食べさせるのに成功しました。
アボカドとチーズの混ぜご飯。コーンやハムを入れても良いですね。あと、細かくちぎったレタスや枝豆などを入れると食感がいいと思います。
こちらはキャベツとツナの混ぜご飯。塩昆布でもんだキャベツとキュウリを、ツナ、胡麻と混ぜ合わせます。マヨネーズ好きのお子様ならマヨonで。
こういった混ぜ御飯は、親としては栄養バランスが取りやすい工夫をしているつもりなのですが、子供的にはなんか得体が知れないらしくて、すごくしぶしぶ食べています。「これしかないからこれを食べる」という感じで、おしんの大根めしのようなポジションです。全体的にこちらが、どや!って顔して出した物に限って、反応が今ひとつですね。うちの場合。
この混ぜ御飯などはすごく私好みで、上に乗せるものを温泉卵にしてちょっとお醤油をたらしたら、もうスルスル流し込めるんですけどねぇ…
塩昆布が好きなので、キャベツやキュウリだけでなく、かぶでもよく浅漬けを作っています。ざっくりと切って、ジップロックの中で塩昆布やめんつゆを入れて振ります。
大体数十回もSHAKEすれば半分くらいにカサが減ります。翌日・翌々日くらいがおいしいですね。落っことしてしまったカブの写真を撮ったり、洗ったり、ジップロックに戻すのも気が引けるそれを生のまま口に運んだりしていると、自分は何をやっているんだろうという気分になりますね。
ちなみにジップロックを使えば半熟味玉を作るのも少ない漬け汁で済みますよ。こちらもたまにSHAKEしてくださいね。
栄養面についても軽く触れておきます。
カルシウムはその吸収率を高めるビタミンDがなければ骨の成長にはつながらないそうなので、牛乳を飲むのならビタミンD配合のものを選んだり、カルシウム+ビタミンDが豊富な小魚を取ると良いそうです。写真はしらすをにんにくで炒めて胡麻を入れたもの。ご飯に合います。
体や脳をたくさん使う日にはパンやご飯などの炭水化物がふんだんに必要。ビタミンB群と一緒に取ると効率よくエネルギーに変わるそうです。ビタミンBはうなぎ、豚肉、海草などに多く含まれます。
果物をたくさん食べます。酵素とか抗酸化とかそういう話はなにやらややっこしいですけど、とりあえずフルーツはおいしいですよね。朝の果物は金!昼も金!夜でも金!
しらすおにぎり、ゆでたまご、ふかしいも、豚肉とブロッコリー炒め、黒豆、かぶの浅漬け、フルーツ(いちご、オレンジ)。右はまぐろそぼろ御飯・ハム巻きほうれん草・若竹煮・焼き穴子・野菜スープ…手前味噌ながらここらへんの朝食は割とイケてるんじゃないかしらと思いました。(どちらもほぼ前日の残り物ですが…)
…が、そんな私の慢心をはるか高みから圧倒する、プレジデントファミリー朝ごはんグランプリ・プライズウィナーのお母様方。
こちらのご家庭ではただ健康に良くておいしいだけではなく、噛む事を主眼に置いてお料理を構成しているそうです。噛むと頭良くなるって聞きますよねぇ。朝ごはんだけで地産地消の食材を30品目。なおかつ子供の生活や時事問題と絡めて献立のテーマを決めているとのことです。しかも作り置きもしない。出来る範囲でだとしてもこの条件を全部満たす朝ごはんってものすごい。驚愕しました。子供が国語の授業で「ごんぎつね」を学べば、物語に出てくるウナギ・イワシ・クリ・マツタケなどを食卓に…マグロ禁猟問題が話題になった時は、マグロのたたきを食べながら食卓の話題はワシントン条約にまで及んだそうです。たたきにしたのも勿論意味があって「たたきは高温多湿の日本ならではの生魚を楽しむ知恵。こんなふうになじみ深いマグロが絶滅危惧種に指定され、日本のマグロ食文化が途絶えてしまったら…」という話に繋げるのです。もう離れ業としか言いようが無いです。私がホットケーキを焼いて「ほーら、ぐりとぐらに出てくるカステラっぽいよー」とかやるのとは何もかもが違う!もうここの家の子供に産まれたい!産んで!!
このまぐろのたたきはバルサミコ酢とワサビで味付けしてあるそうです。お皿の左下はクエの西京焼き。オーガニックレストラン並みですね…
その他のご家庭もざっくりまとめますと以下のようなイメージです。
洋食なら、まずホームベーカリーで焼き立ての香ばしいパン…子供と一緒に育てたハーブがふんだんに入ったサラダ…具沢山のオムレツ…和食なら土鍋で炊いた玄米…焼いた青魚…Yes,DHA!DHA!Yeah!…肉みそ、野菜の酢漬け、豆やひじきの佃煮などは常備菜としていつも食卓の上に…そして具沢山のお味噌汁…こういったご家庭では朝食までの時間、子供たちは自主的にランニングに行ったりドリルをしたりピアノを練習したりして過ごします…朝ごはんもなんなら一緒に作ります。ふんわり卵焼きやきんぴらの調理もお手のもの。配膳も当然子どもがします。父親も食卓につき、子供と一緒に新聞を読みます。食事の間はテレビをつけない。もしくはニュースを見ながら家族でディスカッション。締めは「ごちそうさま!あー今日の朝ごはんもおいしかった!じゃあ食器洗うね!あ、コーヒーも僕が入れるよ」…こんな感じです。もう誌面が眩しくて見えない!
こういう朝ごはんを食べさせ続けていれば!こういう生活を続けていれば!この雑誌に載っているおりこうさんな感じの子供になるのでしょうか!将来は大成するのでしょうか!よろしい、ならば食育だ!!!小魚を!根菜を!ひじきを!!切干大根を!!花に水を!人には愛を!!まごはやさしい!??ねぇ、まごはやさしいの!!!????*1…すみません取り乱しました。素晴らしいご家庭の様子を垣間見て自分の至らなさに落ち込むのではなく、参考になるなー、いい刺激だなー、と思えるぐらいには、我が家なり私なりに少しずつ頑張っていきたいです。えーと、たぶん、子供がもう少し大きくなったら。中学だか高校だか大学だかいずれかの受験を考える頃までには。だから妖精さん…いえ、お義父さん…今しばらくは、その雑誌 take it away…
補足ですが、プレジデントファミリーもガッチガチに食育を推進をしているわけではなく、特集の締めには「家族の健康にいい気遣い、無駄な気遣い」と銘打ちお母さんの心配事相談という形のトピックに小児科医の方がゆるめの返答をつけた記事を掲載するなどしてバランスを取っています。内容を抜粋いたしますと「朝ごはん抜きだと栄養不足になる?」」という質問には「今の子が注意すべきはむしろカロリー過多」「東洋医学には少食や1日2食の方がいいという考えも」とか「母親の手抜きごはんが子の学力低下の原因?」「キレやすい子になる?」という相談には「海外ではパンとコーヒーだけというのが当たり前ですよ!ちょっと手抜きするくらいが国際標準です!」と、柔軟なお答えです。「人間は多様ですから、すべての人にプラスになるような行動など存在しません」「子供が元気なら大丈夫」という言葉に、そうか…いいんだ…そんなに青筋たてて、子供の食育と教育にきりきりまいしなくてもいいんだ…と少し肩の力が抜けました。
あと「残業ママに朗報!栄養士一家の上級手抜き術」という記事も。
前日の夕食の支度中に朝ごはんの段取りをしたり、真空保温調理器を活用する方法が紹介されています。こちらにつきましては、この栄養士の方の効率がとても良いだけであって、全くもって手抜きだとは思えませんでした。手抜きとは以下のような感じだと思います。
ある日の朝食。ホットドッグとキャベツ入りコーンスープ。一周まわって元通りといった感じの素っ気無さです。
またある日の朝食「ママー!ラーメン食べたいー!」「朝からラーメン?いや、別にいいけど…」「ハム!」「ハム!!」
こちらもラーメン。「すぐおいしいすごくおいしい」のあれです。
真上から撮影すると、この盛り付け、個性的な感じの古着屋で売ってる服の柄みたいですねー。適当ですねー。
某日。朝。この時は何も用意していませんでした。そこで前日に夫がお土産に持って帰ってきた鯛焼きを。カワイイマークだねぇ。おいしい鯛焼きだねぇ。
…ごめん。
最後にこんなことを書いている私の子たちが「頭のよい子」かどうかということについては…とりあえず「今一番欲しいものは天体望遠鏡と電子顕微鏡!」と素で目をキラキラさせて言ったりするような子ではないのは確かです。息子(6)はギラリと鋭い眼光で「ヘルケルベクス」だとか「メテオエルドラゴ」だとか暴走族みたいな名前のコマをいじるのに夢中です。私が買った面白そうな図鑑は最初だけ関心を寄せたものの一通りの写真を眺めたら存在を忘れ「ポケットモンスターブラック/ホワイト・公式イッシュ図鑑」の方は繰り返し読んで、どこへ行くにも手放そうとしません。娘(4)はごっこ遊びが好きですが、あざらしになったりどじょうになったりで、人ですらありません。しかも夫は子どもと一緒に食事どころか、結婚前から朝ごはんを食べない人でした。入らないらしい。それでも結婚約十年でフルーツかスープならたまに口にするようになりましたが…このペースであと3、40年たったら老後は二人で朝食バイキングとか行けるようになるかな…
でもとりあえず家族皆元気だし、私も毎日楽しいのでおおむね大丈夫です。そう思いたい。長々とご覧頂きありがとうございました!