爆風!爆裂!大展開!イケメン乱舞・日本元気劇場!!
こんにちは。今回は去年の春頃に行った、石川県の加賀にある「日本元気劇場」という場所について、ふと思い出すきっかけがあったので記録させて頂きます。タイトルの「爆風!爆裂!大展開!」という勢いのある文字列はこの日本元気劇場の旗印だそうです。なんでも地域発の猛烈な感動と興奮で、日本の現状に風穴を開けたいという想いがあるとか…
ここは事前にどんな場所かという予備知識がほとんどないまま「なんか子供と行ったら楽しそうなとこがある」ぐらいの考えで訪れたのですが、入ってみたら時代劇姿のイケメン役者と忍者姿のスタッフがそこかしこをうろうろしている不思議な異空間でした。もちろんアミューズメントパークとして子供と一緒に楽しめる要素も満載だったのですが、ここの真髄はイケメンのショーを見てイケメンと触れ合えるという点にあったと思います。大まかに言ってしまえば、距離感の近いジャニーズ。健全なホストクラブ。そんな感じの場所でした。
入り口。門構えとデカい唐獅子にテンションが上がります。
「日本元気劇場」では「HIROZ(ヒローズ)」というイケメン集団に所属している役者さんたちが忍者や武士に扮し出演するミュージカルやお芝居を見ることが出来ます。園内には劇場というかお芝居小屋のような建物が5個もあり、時間ごとに忍者ショーやオリジナルミュージカルなどをやっているようです。私たち家族は「走れ!坂本竜馬!」という演目を見ました。笑いや泣かせ所も盛り込んであり面白かったです。そしてそこはやはりミュージカルですから時代劇から唐突な切り替わりでイケメンたちが舞うエグザイルのダンスのようなものが混ざるんですが、たぶんどの演目を見てもああいった感じで随所にわかにエグザイルなんだと思います。華やかですね。
公演後には役者さん(HIROZ)が建物の外に出てくるファンサービスタイムがあります。
売店ではおひねり的なレイが売っていて、これをプレゼントできるという按配です。500〜5000円。このシステム、冒頭に述べたように白昼のホストクラブという感じが否めないのですが、レイの金額もポッキリプライスで安心だし、まぁ健全といえば健全…。瞬間「うわー高い!!!」と思えた一番値の張る5000円のピンクのレイも、これがドンペリピンクに相当すると考えれば安上がりですしねぇ。もちろんレイなど買わなくても役者さんたちは快くおしゃべりしてくれます。手ぶらの子連れ主婦(=私)でも感じ良く接してもらえたし…。公演合間のサービスタイムはしっかり長めにあり、交流していたファンの女性達はとても楽しそうでした。私が見た時は中学生くらいの女の子・いまどきオシャレガール・5〜60代のご婦人…と年齢層は幅広かったです。
やっている時間には見に行きませんでしたが屋外ステージ。
ショーだけではなく園内はドーナツボート(正式名称はバンパーボート)を運転できる池があったりもします。
この写真のボート、私と娘が乗っているのですが、進む先にある看板には「三歩歩いて忘れましょう」とのちょっとイイ言葉が。そこに向かって直進する私と娘。我々に限ってはそこを目指してはいけない…2人とも充分すぎるほどに物忘れ体質です。
鯉の餌を買ってぽいぽいぽぽい
お高い錦鯉は一匹何十万何百万円とするらしいですが、安いものですと「50匹一万五千円」とかで売っているようです。単価300円。「きみたちは一体いくらなのかな〜?」と思いながら私も娘と一緒にぽいぽい。スイミー♪スイミー♪よっくたっべるっスイミー♪と口ずさみながらぽいぽぽい。鯉もおなかがすっくのっかなー!!
こちらはハーネスをつけてのツリートレッキング。これは息子が大喜びしていました。わー!森の中を空中散歩してるみたーい!*1
おばけ屋敷もあったよ!
中に入る時に貸してもらえる懐中電灯でカッパをデュクシ(殴打SE)する息子
デヤッ
こちらはHIROZのポスターです。これ作った人完全に勢いだけで作業してますよね…「イェッフー!盛っちゃえもっと盛っちゃえwww」的に…
咲き誇るこの方がたぶんセンター。
園内をぶらぶらしていたら通りすがりの忍者がタケノコをくれました。その辺に生えていたのを何かバール?のようなもの?でガッガッって掘って渡してくれたんですが、なんで忍者がそんな目立つえもの持ってるの…
歩き去る忍者の背に向けて乾杯(タケノコで)
このような状態のタケノコを手にするのは初めてだったのですが、家に持ち帰り茹でてみたら、予想以上にタケノコの根元っていうものはクリーチャーでしたね。
なんですかこれは!!初見だとちょっとびっくりするってレベルじゃねぇぞ!!!
で、なぜ一年近く前に行った場所の事を今頃書いているのかといいますと、この時に貰ってきたチラシが娘(5)の大のお気に入りでして…
HIROZカタログ。たまに取り出しては見ているので捨てずに取ってあったのですが、つい先日も、またこれを眺めていたので思い出したのです。女の子ってこんな小さい頃からイケメン好きねぇ。
娘、チラシに向かって何かブツブツ言っているなぁと思ったら
娘「ジャスティンいけてない…」
!?
耳を疑った私が「えええ、そんなことないじゃん…この人かなりかっこいいよ!?」と聞くと、またも娘は真顔で「や、ジャスティンギリギリいけてない」
私「そんなぁ」
娘「ギリギリアウト」
ちょっともう!ジャスティンくんに失礼!!ファンにこっぴどくシバかれるよ!!?
私がフォローを入れるまでもなくジャスティンくんは紛れも無いイケメンですし、たぶんまだハーフのお顔立ちとかが彼女の理解の範疇でないだけなんですが、ただちょっと5歳児が言う「ジャスティンギリギリいけてない」という言葉の語呂の良さだけでこの日記を書くに至ったわけです。申し訳ありません…うちのこけし顔がとんだご無礼を…
ちなみに娘はリーダー推しのようです。リーダーチャラい!
元気劇場は石川県だけではなく、赤坂にもあるようで、大江戸温泉物語などでもパフォーマンスを行っているそうです。HIROZにご興味のある方は是非公式ページをご覧下さい。私はまったく未知のジャンルだったので色々と新鮮でした…プロモーション動画もありましたよ。イケメンたちが赤ふんどしではっちゃけています。
http://www.youtube.com/watch?v=c45U2wOb4BU
こちらに関してはまぁ、PTA役員なんぞをやっている私のようなお堅いおばさんにはどう受け止めていいのかわからない作品です。最後に「俺達を笑って下さい。それが祝福です。」との言葉があるから笑えばいいのかな…でもなぁ。笑うにはちょっと皆さんかっこよすぎますねぇ。褌はノリと勢いを前面に押し出したい際に取り入れやすいアイテムとはいえ、この動画の褌の締め方(臀部が全部布で覆われています)は本気のクラシックパンツ好きの人からすると手ぬるいと思う…どうも褌着用に踏み切った割にはその褌に対して及び腰なんですよ。この露出の少ないゆるふわ結びでは少々気合が足りないように思えてしまって…。だって試しに褌とか六尺で画像検索してみてくださいよ。ガチですよ。「緊褌一番」ということわざは尻に食い込み陰部を固定させる事により気持ちが引き締まり、締め付けることで下腹部に力を入れやすくする。ってウィキにも書いてありましたし。剥き出し食いこましにする気がないのならふんどしになど手を出さないでよろしい。そしてせっかく褌を履いてもやみくもに叫んだり波打ち際でなんとなく殴りあう真似をするだけならばボクサーブリーフでも履いてやればよろしい。相撲もとらずに何がふんどしですか。騎馬戦でもしてハチマキのように奪い合わずして何がふんどしですか。それかー!もっとなんかあるでしょうがー!!!ドン引きか大爆笑かどっちかでいいからさせてくださいよ!もやもやする!!…って、逆上しかけて思ったんですけど、あれ…なんか今の私…女性のスカートに対して「隠すなら短くするなよ」って言ってる人と同じですか?いえ、そんなつもりでは…うん…でもそうですよね、別にお尻見せたいわけじゃないもん!ファッションで可愛いから履いてるんだもん!!ポロリもNGだもん!!!って感じなんだったら理解できます。理解できますが…でもなー。ファンの方たちもHIROZのー!もっといいとこ見てみたいー!ってたぶん思ってるんじゃないかなぁー…。さっきからwikipediaやファンの方たちにかぶせて自分の褌についての意見をはぐらかしてしまい卑怯ですみません。「〜ってばっちゃんが言ってた」とか「〜なんだなぁ、みつを」みたいに「〜」の部分に適当な自分の意見を当てこんで緩めの責任逃れをキメるみたいなことをしてすみません。そして褌の締め方ひとつで長々と小うるさいことを言い過ぎたことについても併せてお詫び申し上げつつ、今日はここまでとさせて頂きます。
*1:公式にあった説明そのまんまの表現