えほん読む人この指止まれ

子供と一緒に絵本や幼児雑誌を眺めていると、自分も楽しいです。これはクマさん絵本の中のワンシーン。

蝶に捕獲され、どこぞへ飛ばし連れさられる子豚。のんきな描かれ方をしていますがこれは明らかな緊急事態…この先ではどんな陰惨なリンチが繰り広げられるのか…「お花の蜜じゃないけどトンコツも美味しいチョウね」「そうチョウね」などと、よってたかってチューチュー吸われるのか…怖い!

というか、かもとりごんべえみたいです。
かもとりごんべえ (いもとようこの日本むかしばなし)
かもとりごんべえといえば、私はあの話の中で欲張ったごんべえさんが捕まえた100羽の鳥に飛ばされる場面がすごく好きで、小学校の図画の時間でも飛ばされごんべえの絵を描いたものです。あの鳥力飛行はむしろうらやましかった記憶があります。彼は楽しむ余裕もなかったみたいですが、もし自分だったらもっとエンジョイするだろうなぁと思って…今だっていつでも飛ばされる準備は出来ていますし、それに100羽集めなくても50羽もいれば空を飛んでみせます!その意気込みがあります!何を張り合っているんだかよくわからないですが。
前述のごんべえさんの絵は当時住んでいた区の絵画コンクールで、なんか地味な賞に引っかかりました。まぁ、別にそこから絵心が開花するわけでもなく、切った自分の耳を友人に送りつけたりする等のゴッホを意識した奇行に走るでもなく、これが私の人生最初で最後のプライズになるかと思っておりましたら、先日スゴブロというサイトさんで「スゴブロ2010・ベスト20」に選出していただきました。こちらでは自分が好きなブロガーさん達も過去に何人も選ばれていらっしゃるので嬉しかったです。ありがとうございました!



絵本の話に戻ります。

ぼくんちにマツイヒデキ!?」

ぼくんちに、マツイヒデキ!? (学研おはなし絵本)
図書館にあった本です。自分の家に突然現れた松井と、一緒に野球をし、一緒におにぎりを作って、一緒にお風呂に入って…「あの憧れのアイドルが僕の家に来てあれこれ」というラブコメ漫画的な展開の絵本で、今までそういう視点で松井を見たことが無かったのでとても新鮮でした。ヒデキ…エンゼルスなんかに行くなよ…ぼくの家に居ろよ…


「わらしべちょうじゃ」


やけにイケメンな「わらしべ長者」の絵本です。でもこの若者は、最終的に家を手に入れてそこで豊かに暮らすのみで、別にお金持ちのおひいさまをコマしたりするわけではないので、このルックスが生かされずちょっともったいないような気もします。

「わら一本で全てを掴んだこの俺がレジェンド(わらしべ太郎/age25)」(ものすごく適当)


ネズミ絵本のラプンツェル


えー、ちょっとつっこみづらい相手なのでモザイク処理しましたが、これはどう見てもバレバレのカツラですよね…ヅラプンツェル


「どうしてびょうきにかつのかな」

いのちのふしぎ絵本。マクロファージ、TセルBセル、リンフォカインなどのいかした単語が出てくる、なおかつ「つよいぞマクロファージ!」だとか「そうこうげきのしれいだ!」といったノリでのバトル要素がいたくお気に召したらしく、何度も息子に読んでとせがまれました。

今は5歳の彼もあっという間に片仮名や漢字の羅列が大好きな少年になるのでしょうね。カッコイイ必殺技の名前思いつくといいね。 


アフリカウシガエル

幼児雑誌から。水溜りが乾きそうなので、ベビー達を助けるため水路を掘って別の水溜りから引水するおとうさんの姿に胸打たれます。「パパ助けて!死んじゃう!」「待ってろー!水の道を作るからなー!」

(以下妄想)「パパァー!早くー!体が乾くーー!!」「やー!ドライプルーンみたいになっちゃうー!」「今…今!水をー!うおぉぉお!!!!!!」涙で霞んでもう誌面が見えません。ちなみに私は恥ずかしながらあの有名な「アルマゲドン」を見たことがないのですけれど、大体こういう感じの映画だと認識しています。合ってるでしょうか。


ざりがにクイズ


こどもちゃれんじから。「ざりがにはどこからおしっこをするでしょう」

こたえ。ザリガニのおしっこは目の下から出るそうです。もし自分がザリガニだったら嫌だなぁ…放尿中に風が吹いたら顔がビチャビチャになったりして、憂鬱…


今日のバニ家

・息子が夫の背中にまたがりキャメルクラッチ*1キメる→夫「ヤメテー!」言うが息子やめない→夫、そのガッチリキマった状態から息子の手をべろべろ舐めて反撃→キャッキャウフフ→いいから二人とも早くお風呂入りなよ
アオミノウミウシ*2の写真を見て息子が「これ食べたいなー」と呟いた。え?このトゲトゲブルーのやつを?どうやって?刺身?醤油?三杯酢?
・夫、息子、娘、私でベッドに横になっていたら娘が「…5人で寝るときもちいいねー」と。え?増えてない?誰?誰かいるの?
そんな感じのいつもと変わらぬ夜でした。