恐竜と愉快な化石たち


福井県勝山市にある恐竜博物館へ行ってきました。訪れるのは二回目。*1勝山市は恐竜化石の産出地で、ここは日本最大級の恐竜博物館だそうです。



入ってすぐ、博物館のマスコット恐竜のフクイラプトルくんが雪遊びスタイルでお出迎え。以前来たのは4月か5月頃で、その時は新入生を意識してか幼稚園児の服を着ていました。どうやら季節に応じてコスチュームが変えられているようです。ペコちゃんみたいだな、君。



左の写真、上中央が入り口です。エスカレーターで一番下の階まで下り螺旋状に登ってゆく順路。下から上階と天窓の方を見上げるとすごく綺麗です。好きな眺め。前回も同じ場所から同じような写真を撮っていたような。この建物の設計は黒川紀章氏によるものだそうです。私は建築には全く詳しくないので、氏に関しては都知事選の時の様子しか存じ上げませんでした…*2



大型の動く模型や、天井まであるモニターの中のバーチャル恐竜。



岩石や鉱物がずらりと並んだターンテーブル。手元の石をカメラでモニターに大きく映し出せます。こういう構造のものは、とにかくグルグル回しますよね、子供。中華料理屋さんの円卓なんかもラウンド・エンド・ラウンド…やめて!餃子が皿から振り落とされちゃう!


触れる化石等が展示されている「ダイナラボ」というスペースでは虫入りの琥珀三葉虫を見る事が出来ました。


こちらのモニターの上部には、折り紙で折られた恐竜が。このポーズ…この構え…

しゃーこらー
  
なんだか足つきの鶴と同じような脱力系のにおいがします。



ティラノサウルスさんって、私よりもずっとずっと大きい手をしてるんですね…



哺乳類のフンの化石。ツヤといいテリといい、とても何百万年前のものとは思えないイヤなみずみずしさの輝きを放っていました。サイズも大きくて、かなりの存在感。ご覧になって頂いた方に不快感を与えてしまったら申し訳無いので、画像は小さめにしました。黄金にご理解のある方におかれましては物足りないかもしれませんね。それはそれで申し訳ありません。



小魚の化石。しらすサイズ。下に「魚の群れ(大量死)を示す」との説明書きが。奇遇なんですけど、うちの冷蔵庫内でもこれとそっくりなのがラップに包まれたプラスチックトレーのなかで大量に事切れています。


そういえば「恐竜の色は適当に決められている」と初めて聞いた時はびっくりしたものです。恐竜といえば爬虫類っぽくて緑色か茶色の迷彩カラーだと何の疑いも無く信じていたのに…。


我が家のバレンタイン

夫とは約2年の交際を経て2002年に結婚しました。あれから7年。チョコを渡す時に「す…好きです…っ!」などと言いながらモジモジプルプルしてみる小芝居も、毎年やり続けて10回目も近づいてくると「あー、ハイハイ」と軽くあしらわれてしまうように…。

そこで今年は、シンプルで気取らないスタイルでいこうと思い、これを贈りました。

なが〜いよ




*1:一回目…http://d.hatena.ne.jp/bunny114/20080925/1222309073

*2:wikipediaでこの方の項目をチラ見してたら、生前の「いつも明け方三時に日本刀を抜いて、自宅近辺を走っている」という発言を見つけてびっくり。OH…SAMURAI…