エイりあん

先日、家族で北陸道をドライブして敦賀市福井県)に行って来ました。
まずはアクアトム(http://www.jaea.go.jp/09/aquatom/index.html)という原子力機構がやっている科学館へ。原子・エネルギー・科学うんぬんの理系な事柄は私のもっとも苦手とするところなのですが、とっつきやすい体験スペースも充実しており、かなり楽しめました。


30分ごとにガタンゴトンと動き出す高さ12mのボールタワー。針金のレール内をボールが転がり、それに応じた色々な仕掛けがピタゴラ装置的に動き出します。

吹き抜けから見下ろしたところ。ライティングが綺麗。てっぺんの風車もカワイイ。これを50cmくらいに縮小したおもちゃが欲しいです。


そんなミニチュア欲を刺激されたところで…

ミニもんじゅ。本来はものものしい感じのはずですが、まるでドールハウスのような毒気の無い仕上がりですね…。



館内での子供達は「坂道を登る不思議なボール」や「螺旋状に転がり落ち穴の中心に吸い込まれていくボール」の仕掛け遊びに夢中で、一連の動きが終わると取り出し口に戻ってくるボールをまた投げ入れるという動作を飽かず延々と…たぶんこのスペースだけで小一時間遊んでいました。
体験フロアも充実しており、人力エレベーター、深海探査シミュレーション、海中に出来る渦をハンドルをぐるぐる回し水槽内で再現する装置などが楽しかったです。ここらへんかなり本腰を入れて遊んでいたので写真を撮るのを忘れていました…


折り紙コーナーがあったので、作り方説明書があった「椿」にチャレンジするも、よくわからなくなってしまいあっという間に挫折。

どこぞの子供さんが作りかけて放置していった椿の方がまだ頑張った形跡が見受けられます。(手前の赤いの)


かわりに、同席していた小2女児と世間話を交わしながら、手裏剣の作り方を教わりました。18歳のお姉ちゃんがいて、車でサイゼリヤに連れていってくれるらしいです。へー。

敦賀にはもうひとつ原子力科学館があるので、また来ることがあればそちらにも行ってみたいです。


続いて「日本海さかな街」(http://www.sakanamachi.info/index.html)という魚市場へ…

丁度今がシーズンなので、店先にはとにかくカニが目立っていました。お土産菓子も「カニクッキー」とか「カニパイ」とかそんなんばっか。ウナギパイは夜のお菓子ですけどカニパイは何のお菓子なんでしょうね。商品担当者さんは何か気のきいたキャッチフレーズでもつけてあげないと…

市場内にすごい干物屋さんがありました。とにかく見境無く干してます。



サメ、ハンマーヘッド、カジキマグロ、マンボウ…もうやりたい放題・干し放題!!
お店の方は「どんなもんでも干物にできるんやー」と豪語してました。うっかり粗相でもしたら私まで干物にされそうです。

そんな中、小ぶりながらもキラリと光る異様な干物が…

ひぃっ!なんかいる!


…アップで見ると…わわわ笑ってるーーー!!!
なんでもエイの一種だそうですが、ものすごいインパクト。一昔前なら「戦慄!宇宙人のミイラ発見!!」とかテレビでミステリー特番を組まれてるレベルだと思う。



炉端焼のお店に入り、牡蠣やハマグリも食べました。売っていたてんぷらもおいしかった。イカ、タラの芽、白海老。ステキな組み合わせです。白エビは本来、富山県の名物で「富山湾の甘い宝石」などと呼ばれもてはやされていますが、福井県でも食べれるみたいです。知らなかった。柔らかくてカラごと食べられます。この日はスーパー銭湯に寄って家に帰りました。良い休日でした。

玄関にクリスマスツリーを出した。


居間の方のツリーは義父と子供たちの手によってぬいぐるみを飾り付けられていました。


ツリーに捕食されるぬいぐるみ達。一番右の写真のやつなんか「樹液に半分溶かされてもう手遅れ…」みたいな風情をかもし出してますね。