佐々木小次郎はそんなこと言わない

先日、ドライブのついでに滝に立ち寄りました。
福井県福井市一乗谷を流れる一乗谷川上流にあるこの滝の名前は一乗滝といいます。こんなに一乗一乗と連呼していると、ソーダ村のソーダさんを思い出しますが、ここは佐々木小次郎が修行をし、燕返しをあみ出した場所と言われています。


谷の入り口には修行中の様子をイメージした像が立っています。躍動感。裸足。今にも軽快なステップで打ち込み稽古を始めんばかりの小次郎…



(とりあえず同じポーズで写真撮影などするのがお作法)



その面立ちは凛々しく。凛々し…く…?
えー。

どこかで見た顔だと思ったら、この小次郎、高田純次に似ている。佐々木小次郎といえば涼しげな目元の美男子という印象があるのですが、この小次郎像に限ってはすごく適当な事ばかり言ってるような雰囲気が漂います。「ボクの股間備前長船が…」とかなんとか、愛刀に絡めた下ネタジョークを飛ばしてきそうでイヤです。この像は以前TV番組で「みのもんたに似ている」と紹介されたりもしたそうですが、個人的にはTJ似に一票を投じたいです。



奥に進むと滝が見えてきます。フィッシャーマンがいました。何が釣れるのだろう。



ドドドドド…柵も何も無いので滝のギリギリ近くまで寄れます。水しぶきが浴びれます。この写真はうっかり足を滑らせて滝つぼにはまらないように、へっぴり腰で携帯カメラを持つ手を伸ばして撮影しました。はいはいマイナスイオンマイナスイオン(胡乱げ)OK癒された超癒された(若干ビビりながら)
ちなみに滝の近くには朝倉氏遺跡もあって、発掘された遺構をつなぐ遊歩道や復元された武家屋敷などがありちょっとしたタイムスリップ気分が味わえます。

和食屋さんにて


「煮つめれば 味は濃く成る」との書を見かけました。そんな料理の必然を味のあるイイ字で書かれても…。達筆ゆえ、ともすると見た側が勝手に深い意味を感じ取ってしまいそうになる一言ですが、単にお料理知識としてなら「さしすせそ」とか「まごはやさしい*1」とでも書いてあった方がまだ役立つ様な気もします。

娘、襲来

毎晩の寝かしつけの際、娘の奇行(私を殴る・踏む・舐める等)によって散々な目にあっているのですが、最近は舐めるだけにとどまらず、ツゥーッとよだれまで垂らしてくるようになりました。横になっている私を上から覗き込んで、顔面に的確な狙いを定めて。子供の悪ふざけに迷惑をこうむる巣穴の中のアリの気分なんて味わいたくなかったです。
娘のよだれで携帯をおしゃかにされたこともあります。彼女はヒカリモノが大好きで、CDの裏面や私のアクセサリーなどをよく舐めまわしていたのですが、携帯まで水没させたのにはびっくりしました。
以下、娘が10ヶ月当時の自分の日記より抜粋

携帯が壊れた。通話やメール受信は出来るけど、キーが完全に効かなくなっちゃった。機種変してから2か月経ってないのに!原因は娘のよだれ。彼女は私の携帯が大好物で、よくしゃぶりかぶりしていたので。そこそこ気をつけていたつもりだったのに…やられた…。さっきドコモショップに持って行ったけれど「基盤が腐食している」「修理不可能」「新機種なので買い替えだと7万、ドコモプレミアクラブ会員になれば3万いくら」とか、なんだか聞きたくない言葉の数々が耳を掠めていったような気がする。でも待って!!原因が水だったら乾かせば何とかなるんじゃない!?天日干ししたらひょっこり直ったりしないかな!?それかドライヤーとか!ちょっとやってみよう。とどめをさす事になっちゃうかもしれないけれど…。

その翌日

扇風機のそばにそよそよとしばらく置いておいたらまた使えるようになった。たいしたことねーな!精密機械!!でも水濡れチェッカー部分は水没判定カラーの真っピンクに染まったまま。いつまた使えなくなるか判らないのでスリル満点だけど、とりあえず良かった。私の携帯、アンデッド!

機械をあなどりつつ完全に油断しきったその数日後

ゾンビ状態でなんとか活動していた腐食携帯も、再度の娘汁アタックでとうとう完全に動かなくなった。私の目を盗んで、充電中の隙をついてしゃぶられた。なんとしてでも携帯にかぶりつきたいという執念を感じる。しかし今回の携帯はホントに気に入られていたなぁ…ピンク色でキラキラしてたもんなぁ…次に換えるのは目を付けられないように素っ気無いデザインにしよう…

以降もこんな感じの出来事が何回かありましたが、成長に伴い、携帯をめぐる私と娘の一年戦争もどうにかこうにか終結。ようやくその辺に携帯を置きっぱなしにしても大丈夫なようになりました。


さーて今週の息子は?


・息子、レストラン等に行くと、必ずその店のお手洗いを使いたがる(たぶんマーキング行動)

・息子、ジャンケンの時、かっこいいほうのチョキを出す。(これはモテる)

・息子、きんかんを見て「わぁ…おちびちゃんミカンだ!!」と驚嘆する(ママずっきゅんの一言)

の三本です。

*1:まめ・ごま・わかめ(海草)・やさい・さかな(小魚)・しいたけ(きのこ)・いも